兄弟・姉妹、同じ人生を歩みますか?辞めましょう。

アブダビ生活

皆さん、特に兄弟・姉妹がいらっしゃる方が対象ですが、同じ人生を歩みたい/お子さんに歩ませたい、と思いますか?これはやめた方が得策でしょう。

人によっては経験があると思いますが、身内で同じ人生を歩めば、間違いなくどこかで衝突が起きます。何故なら常にライバルとなるからです。切磋琢磨という言葉がありますが、それはプロセスの話であって、最終的に頂に立つのは1人になるのです。

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北斗の拳から学ぶこと

兄弟の歩み

ここで突然ですが、タナカの心酔する漫画を紹介させてください(紹介するまでもなくご存じかと思いますが)。それは、「北斗の拳」です。そのなかでも、タナカはラオウの人生を歩みたい一人です。

北斗の拳とは北斗神拳という一子相伝の暗殺拳を描いた原作・武論尊氏、漫画・原哲夫氏の傑作です。
一子相伝ということで、伝承者選びに焦点が置かれたあらすじとなっており、代表的な3兄弟(血のつながりとは別の次元)がラオウ・トキ・ケンシロウです。
核戦争が起き、時代は暴力が支配する世の中になったとき、どう考え・行動して生き残っていくのかが描かれております。

今回は話の全体像というよりも、一つの部分に焦点を当てたく思います。
それが北斗の拳12巻の冒頭です、ラオウがケンシロウとの決闘で痛めた肩の状態を確かめるべく、
一人の男(コウリュウ -リュウケンよりも強かったとされる北斗の漢)を倒した後にあります。コウリュウの2人息子がラオウに父の敵討ちをしにやって来ます。
そこで一言「同じ道を進めば 同じ宿命を背負う。兄弟ならば 違う道を選ぶがよい」、これです。
これが北斗の拳のストーリーの全てだと感じます。あくまで漫画の中の一セリフではありますが、これは世の中何においても同じではないでしょうか?

本投稿の趣旨とは異なりますが、ここでラオウがコウリュウの息子を殺さなかったことに、彼の宿命の闘いを他者には味わわせたくない、そして幸せに生きろという思いが詰まっているように感じました。

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タナカの実体験

タナカ自身、同じような経験があります。私には一つ上の兄がいます。

小学生の時、同じスイミングスクールに通っていました。ある日、昇級試験があり、私だけが合格して、次の昇級試験まで兄が下、弟が上の級という状況が出来てしまったのです。兄は何も言いませんでしたが、昇級は喜ばしいことなのに、心の底から喜ぶということは到底訪れませんでした。次の昇級試験までの期間、タナカは家庭内で水泳の話をすることはありませんでした。

そんなこともあり、タナカは兄とは別の道を歩むことを決意し、高校生の時点で道を分けることになりました。兄は勉強して東大に行く、弟のタナカはラグビーで日本を背負うと。結果的に私の夢は儚く散りましたが。それ以来、兄はどんな時も私の味方だったように感じます。衝突する部分を無くしたのです。

まとめ

今回、北斗の拳の一場面とタナカの実体験から、同じ道を歩まないことのススメを紹介してきました。当然人には向き不向きがあり、たまたま同じ道を心から望んで進むこともあるかもしれません。しかし、その先には間違いなく闘わなければならない時が来ます。それを初めから覚悟した上で歩むのであれば、何の問題もありません。それでなければ、早い段階で身内と争うことは避けられる状態をつくるのが得策です。

これからも定期的に北斗の拳に関しては投稿していこうと考えております。
暑苦しいと思う方は、避けて通ってくださいませ。

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