アブダビで出会った、世界のサラリーマンとその給料

サラリーマン アブダビ生活

皆さんは、どのような生き方をされているでしょうか?
日本では、学校を出てからサラリーマンになって、退職まで働く!というのが未だに王道ですよね。

今回、タナカがアブダビで出会った、各国の印象的な世界のサラリーマンと、その彼らの給料を一緒に紹介します。日本のサラリーマンとはまた違った世界が広がっていて、なかなか興味深いですよ!

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サラリーマンとは

言わずもがなですが、サラリーマンとは企業に勤めて給与所得を得て生活している人のことです。
日本では、2019年の総務省統計局の統計によると、6724万人程度いるようです。
これだけいれば、それは東京の電車は毎日満員になるわけですよね!

https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/index1.pdf

こういったサラリーマンを含めた日本人の平均年収は、436万円だそうです。
また、年齢別の平均年収では

20代前半 → 267万円
20代後半 → 370万円
30代前半 → 410万円
30代後半 → 448万円
40代前半 → 476万円
40代後半 → 502万円
50代前半 → 529万円
50代後半 → 520万円
60代前半 → 416万円
60代後半 → 326万円


となっているそうです(平成30年分民間給料実態統計調査より)。

これは平均値ですので、中央値に置き換えるとまた色々な数値がでてくるでしょう。とりあえず、こちらの数値を以後読むときの基準としてみてください。

ここで、こういった日本の平均年収に比べて、タナカが実際一緒に働いている世界のサラリーマンを紹介します。基本的には年俸制ですので、以下に紹介する年収の12分割分が、月の給料であるtイメージしてみてください。

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インド人エンジニア Bさん

インド人

彼は年齢35際、数か国で働いてきたキャリアを持つエンジニアです。


非常によくしゃべり、なかなかこちらに話す隙間を作ってくれないマシンガントークタイプです。
仕事は非常に勤勉、日本人にも全く引けを取らないぐらいです。

彼の年収は約2,000万円。昨年仕事が評価され、若干上がったようです。

彼はなかなかマメで、家賃が安くなるようであれば、ためらいなく引っ越します。
携帯の電話代も、できるだけ安いプランや、新しいキャンペーンを見逃さず、巨大なインド人コミュニティーを使って、常に新しい情報に飢えているようです。

彼は自分でも言っていました、俺は貯金が好きなんだ!エッヘンと。

ヨルダン人エンジニア Jさん

ヨルダン人

彼はタナカの一個下、32歳のエンジニアです。

彼はUAEの石油に関わる大学を卒業後、そのままエンジニアとなり約10年間同じ会社に勤務しています。

若干頑固でなかなか自分の意見を曲げることはありませんが、味方になってくれたら友達のように気さくに何でもしてくれる彼。給料は入社当時からほぼ変わらすに年収約700万円

給料が上がらないことをぼやくのも、タナカの一つの日課です。日本の給料に比べたら高く感じますが、インド人 Bさんと同じ仕事内容でこの結果なのです。

スコットランド人エンジニア管理職 Dさん

スコットランド人

彼は当時年齢55歳、同じく数か国で働いてきたリードエンジニア。日本で言えば、課長クラスでしょうか。

非常に陽気で、休みがあればゴルフにふける、スコットランド人です。
仕事は我々エンジニアの仕事をまとめて、方向性を決めていくマネージメント業です。
それでもまだまだトップマネージメントではありません。


しかし・・・彼の年収は・・・約8,800万円!!!


えっ、一桁間違ってない!?!?

なかなか信じがたい数字ですよね。まるで世界のサッカー選手や、メジャーリーガーか?ってレベルです。


しかし、仕事終わりに駐車場からアストンマーチンでさっそうとドライブしていく姿を見て
納得しました。さらに驚きなのが、これだけの給料がありながら、毎年人事に給料を上げてくれと交渉していたのです。

上には上がいるものです。

バングラデシュ人コーヒーボーイ Rさん

バングラデシュ人

彼は、同じフロアーで働いてる、外注されていたコーヒーを作ってくれる40歳のおじさんでした。
仕事内容は、コーヒーやお茶、何かしら注文したものを配膳してくれたりします。


仕事は週6日の1日休暇、朝の6時半から4時まで。家族は自国にいて、年間の長期休暇は年に一回。ということは、家族に直接会えるのは一年間に一度の休暇のタイミングだけなのです。


アブダビで働いている間は、一部屋に数人で住み、移動は皆でバス移動。


これで年収43万円!今度は逆に一桁足りないんじゃないか?と疑ったりもしまいs多。

しかもこの収入の大半は自国の家族に送金するため、自分で使うお金はほとんどありません。それでも笑顔は絶やしません、気のいいおっちゃんなのです。

UAEローカルエンジニア Hさん

UAE人

彼は若干28歳、UAEの有数の家庭に産まれたサラブレット。
身内の方が、アブダビの石油関係のトップクラスに君臨し、それ以外の身内も沢山同じ会社内で働いています。


タナカと一緒に働くようになった時には、既に4つのビジネスオーナー。すなわち、今のエンジニアリング業務は、彼にとってはパートみたいなものなのです。


彼の年収は約1500万円


毎日人生楽しそうです、今日会社に来たかと思えば、次の日は会社にいない。
会社に来たら、とりあえず笑顔で会話、フロアを散歩しつつ皆と談笑、笑顔が素敵な陽気なあんちゃんです。

こんな彼と話していて、カルチャーショックを受けたのは、休暇の話をした時でした。


彼  「日本へのフライトって、どのぐらいの時間とお金がかかるの?」
タナカ「大体、直行便で12時間程度で、Etihad airways (UAE National airline)で15万円ぐらいだね!」
彼  「へぇ~そんなに安いんだ!」
タナカ「ん?安かったかな・・・??」
彼  「あっ、フライトはビジネスクラスの話だよね?」
タナカ「えっ???旅行の話だよね?当然エコノミークラスの話をしていたよ」
彼  「それなら安いわけだね、俺はあんまりエコノミークラスは使わないからね~♪」

サラブレットにはかないません、旅行はビジネスクラスでするもんでしょ、言ってみたいですね~。

まとめ

今回、世界のサラリーマンを彼らの給料とともに紹介しました。


日本は格差社会と言われてきましたが、今回の話を聞いても同じことが言えるでしょうか?
サラリーマンはお金に関して夢がない、と言われることが良くありますが、世界では必ずしも当てはまっているわけではないのです。

他人と比べて生きる必要はありませんが、色々な世界を知っていることは損にはならないでしょう。
下を向かずに、今日という一日をずんずんと前進していきましょう!

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