2020年もついに終わりが見えてきましたね! 今年はコロナ禍の影響により、休暇なのかどうなのか
よくわからなかった方も多いことでしょう。
タナカ家も同様、通常年間3-5回程度UAE国外に旅行に行くのが通例ですが、2020年は年始に
シンガポールに行ったのが最後で、このまま年の瀬を迎える予定です。とりあえず健康でいられることが何よりの救いですが。
そんな2020年ですが、来年こそは世界に明るい光が見え、また休暇を思いっきり楽しめること
を願って、気が早いですがさっそく2021年のUAE/アブダビの休暇予定を紹介します。
UAEから国外に出られる方、その他の国から観光やビジネスでUAEに来られる方は、是非一読ください。
2021年 UAE/アブダビの休暇予定
現在、アナウンスされている2021年のUAE/アブダビの祝日は、以下の通りです。
また*マークの付いた休暇に関しては、イスラム暦に関わる祝日で、月の満ち欠けを確認してから正式に決定されるため、数日間の前後の変更の可能性があります。
このテーブルを見てわかる通り、現在発表されている祝日は、13日間です。相変わらず短いですね!
ここで、各休暇について簡単に紹介していきます。
ラマダン(断食期間)明けのイード (5/13-15 予定)
この休日はラマダン明けに、ラマダンの終わりを祝う大祭のことです。
国としての祝日は通常3日程度ですが、週の間に来る場合には、それぞれの会社によっては丸々一週間を休暇にすることも珍しくありません。
それなので、ラマダン終わりに近づいてくると、皆が何日間休暇になるかでソワソワしだします。
特にExpats (我々を含めた海外からの労働者)は、UAE国民に毎日のように聞くようになります、なんせ彼らの情報は非常に早いので。
また、イード期間中・イード休暇明けは、街中では皆でイードムバラク(Eid Mubarak)と喜びを込めて挨拶します。我々も深い意味がわからなくても、自然と言葉が出てくるようになるレベルです。
ラマダン自体に関しては、また別記事で紹介予定です。
犠牲祭 (7/20-22 予定)
こちらは動物の犠牲に対する重要性の説教を得るときと考えられているお祭りです。
通常イスラム暦のDhul Hijjaの日の10日目から始まります。
イスラム教信者は、このタイミングでサウジアラビアのメッカに巡礼に行くことがよくあります。
イスラム暦新年 (8/9 予定)
イスラム暦は、1ヶ月を月の満ち欠けの周期である29.53059日とする暦法のため、1年間は354日になります。
そのため、我々日本が使用している太陽暦の365.2422日とは約11日間のズレが生じるため、イスラム暦に起因した祝日 (ラマダン、イード、イスラム暦の新年等々)は、毎年約11日ずつ早くなっていきます。
ムハンマド生誕祭 (10/18 予定)
こちらはイスラム教の預言者Muhammadの誕生した日となります。
こちらはスンニ派とシーア派では5日間のずれがあります。
殉教者記念日 (12/1)
この日はUAEが定めた記念日で、自国への奉仕で命を犠牲にした人々を記憶する日となります。
特には軍の殉教者を意味しております。この日は各首長国において、多くの式典や行事が開催されます。
UAE建国記念日 (12/2, 12/3は建国記念日後の休暇)
その名の通り、UAEが1971年に首長国連邦の独立と統一を果たした記念日です。
街中は多くの人でにぎわい、自動車を国旗やシェイクザイードの写真で装飾することも許されます。
また、花火や航空ショー等も開催され、国中がお祝いムードになります。
まとめ
今回、UAE/アブダビの2021年の予定されている祝日について紹介しました。
トータルで13日間しか予定されていませんが、月の満ち引き・政府の発表で特にイード等は長期連休となることもあります。
2021年こそはコロナ禍が収束し、休暇を使ってまた世界を回れる日が来るといいですね!日々前を向いて元気にやっていきましょう(^^)
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