アブダビは英語だけで生活できる?大丈夫、アラビア語はできなくても問題なし!

アラビア世界 アブダビ生活

海外留学・海外駐在になると決まった時に、最初に不安になるのが言葉の壁ですよね?
特に英語圏でない地域に行く場合には、どの程度英語だけで対応できるのだろう、と調べるものです。
そこで、今回アブダビは英語でどこまで対応できるか解説します。

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UAEローカルの英語

砂漠

こんな章を書くこと自体が失礼に値するぐらい、UAEローカルの英語レベルは非常に高いです。
一番の理由は、特に彼らは小さいころから外国人と一緒に生活することに慣れていることです。以前違う記事で紹介した通り、自国民比率は11.8%程度なので当然周りの人とコミュニケーションを取るには、アラビア語・英語の両方が必要となってくるのです。

第二の理由に、お金に余裕があるため教育に費やすことができます。
幼稚園や小学校の段階からインターナショナルスクールに通わせる人も多く、大学でイギリスやアメリカといった英語圏に留学する人も多いのです。そのため、成人した頃にはアラビア語と英語を使い分けて生活するようになるのです。
基本的には、アラビア語なまりの英語を話す人が多いですが、
ネイティブスピーカーに引けと取らないかのように流ちょうに話す人も少なくありません。

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街中

街中の看板からお店の中まで、基本的に英語表記があります。
よっぽどローカルな場所に行かない限りアラビア語表記のみということは無いので、安心してください。
公式な提出物等も、必ず英語表記とアラビア表記(オプショナル)のどちらかが求められるので、アラビア語はマストではありません。時にアラビア語入力を求められる際は、グーグル翻訳で問題ないレベルの単語であったりしますので、大丈夫です。

日常生活

街中の風景

スーパーに買い物に行く、宅配を受けとる、タクシーに乗る、レストランに行くといった日常生活では、間違いなく英語が出来れば何も困ることはありません。むしろ英語ができる、といったレベルにまで至らなくても問題ありません。アラビア語で会話してくれ、と言われたことは今まで6年間で一度もありませんでした。

最低限の英会話として、

スーパーであれば、
Can I have this? How much is it? (これもらえますか?いくらですか?)

宅配を受け取る時であれば、
Can you come to my place at x o’clock? (x時にこちらまで来てもらえますか?)
Can you leave it in the reception? (受付に置いておいてください *特にこのコロナ禍の中、接触を避けるために使います)

タクシーであれば、
Please take me to x(destination), please? (xまで行ってもらえますか?)

レストランであれば、
Can I have this? How much is it? (これ頂けますか?いくらですか?)
Check, please? (お会計お願いします)

この程度の英会話で十分生活ができるでしょう。このレベルがわからないアラビックスピーカーはほぼいませんので、ご安心ください。

それよりも厄介なのは、各国の癖の強い英語のなまりです。特にインド系の巻き巻きの発音は、なかなか理解できないこともあるでしょう。これって英語だっけ?と思う機会も多々あるかもしれませんが、こればかりは仕方がないので、聞き返す、またはゆっくり話してもらって理解していきましょう。

SAEED/警察官とのやり取り

唯一注意するべきことは、事故や何かしらトラブルにあった際の対応です。こちらでは、軽度の交通事故は、警察官ではなくSAEEDという組織が対応します。特にアラビックスピーカーと事故にあった際にはご注意ください。
この組織、時に若干英語に強くない人が対応することがあります。そういった際に、アラビック同士で話をされて、こちらに不利なように判断されてしまうと困ります。その場でのSAEEDの判断が、事故の過失を決定づけるので、こちらもゆっくりでいいので英語で対応するようにしまそう。

実際タナカも事故がにあった時、対応してくれるたSAEEDの方はほとんど英語を話さなかったため、周囲で事故を目撃した人が半分通訳のような役割をしてサポートしてくれました。おかげでこちらの過失ではないことがはっきりして助かりました。

電話で困ったときのWhataApp

電話の場合、時にアラビア語で話してくる人もいます。しかし、こちらがHellowと言えば、相手は英語で会話することを理解してくれます。また、相手の言っていることが理解できない場合に便利なのがWhatsAppアプリケーションです。UAEはこのアプリをほとんどの人が使っています。そのため、電話で聞き取れない時は、WhatsAppを使ってメッセージをしてもらいましょう。

例え相手がアラビア語で話していたとしても、英語でもアクセントやなまりでなかなか聞き取れなかったとしても、メッセージであれば時間をかけて理解することが出来ます。そのため、

Please kindly send me a message by WhatsApp, you can use this number. (Whatsappでメッセージをしてください、この番号を使ってください)。

と伝えれば、メッセージを受け取ることができるでしょう。セールスや緊急を要する場合でなければ、きっと何も送ってこないはずです。特に、宅配業者等は基本的にスマートフォンを使用しているので、位置情報のシェア等をすれば、直接会うことも容易にできます。

使えるものはどんどん使っていきましょう!

まとめ

今回、アブダビでは基本的に英語のみで生活に困ることが無いことを解説しました。ここアブダビは、まるでアラブの世界にいることを忘れてしまうぐらい、英語での生活です。もちろん、街中はアラビア語での会話が飛び交っていますが、こちらが英語で会話するとわかれば、皆が対応してくれるので全くもって心配ありません。

もしもアラビア語や英語がわからない場合は、翻訳アプリやWhatsAppのアプリケーションを使って対応していきましょう。言葉の壁に悩まされずに、快適なアブダビライフにしましょう!

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