以前、アブダビの豪華絢爛エミレーツパレスを紹介しましたが、今回はこれぞ砂漠!を体感できるホテル「Anantara Qasr al Sarab Desert Resort (アナンタラ カスル・アル・サラブ・デザート・リゾート)」を紹介します。もちろん五つ星の豪華ホテルですが、それよりなにより、砂漠との一体感こそが、このホテルの神髄です。
UAE(アラブ首長国連邦)の位置と気候
この記事を読まれている方は、UAE/アブダビの位置や気候に関しては十分にご存かもしれませんが、
ここで簡単におさらいします。
UAEは中東に位置し、東・南にオマーンが、西・南にサウジアラビアがあります。国土面積の大半が砂漠で、グーグルマップの航空写真でもそれははっきり確認することができます。
気候は砂漠性で、雨は冬の時期に10-20日程度あるか無いかといったところです。近年若干変わってきているようにも感じますが。
夏場の気温は50℃付近になることもしばしばで、5分と外に出歩くのをためらうぐらいです。
こんなアブダビですが、空港から市内に移動する程度では、いわゆる期待していた砂漠を感じることは
出来ません。タナカの初めてアブダビに降りた時の感想は、街やん。ビル高いやん。暑い(熱いレベル)やん。詳細はWikipedia等で見てみてください。
砂漠の中のホテル「アナンタラ カスル アル サラブ デザート リゾート」
ここからが本題、砂漠ホテルの「アナンタラ カスル アル サラブ デザート リゾート」です。
このホテルは、サウジアラビアとの国境近くのリワ砂漠内に位置し、砂漠の中にまるでひた隠れているかのように建築されてあります。
アブダビ市内から車で2時間といったところでしょうか、ホテルにたどり着くまでは、ひたすら砂漠・砂漠・砂漠です。ただ、砂漠の色が通常の茶色っぽい色から、徐々に赤らめてくるのがわかります。以下の写真にあるような、誰も足を踏み入れたことがないかのような砂の波を見るのもいいもんです。
ちなみに、アブダビ市内を出てから、ホテル周辺まで2時間近くの距離、ガソリンスタンドがないので、出発前にガソリンを補充しておいた方が安心です(もしかしたら最近できたかもしれませんが)。
ひとまずホテルのゲートにたどり着くと、そこはまるで砂漠を治めていた王朝の中に入ったかのような気分になります。
ホテル内部
ホテルには、屋外プール、スパ・マッサージ、テニスコート、キッズクラブ、フィットネスセンター、
またそれ以外に砂漠ならではのラクダトレッキング、バギー、サンドボード、砂漠ハイキング等のアクテビティも用意されています。
レストランは6軒あり、中東料理からインターナショナルなものまでカバーされております。
タナカ家は、当時娘が小さかったこともあり、ルームサービスを利用しました、これまた美味!
また、ホテル内は非常に広く、坂もあるので、移動の際にはホテルの従業員の方々がバギーでサポートしてくれます。
客室
ホテルは、140の客室、14のスイートルーム、52のヴィラから構成されており、全客室に庭&砂漠ビューがある、これぞ砂漠ホテルです。室内はベドウィンの民をイメージしたかのような非日常感を味わうことができます。
客室タイプは
- デラックス・ガーデンルーム
- デラックス・バルコニールーム
- デラック・ステラスルーム
- アナンタラ・スイート
- アナンタラ・プールヴィラ
- アナンタラ・ファミリープールヴィラ
- ロイヤル・パビリオン・プールヴィラ
があります。ヴィラはいわゆる居住区で、ホテルエリアから0.5km離れたところに位置しています。
石油の発見以前は、こんな風に各民族でかたまって、移動しながら生活してたのかぁなんて思ったりしました。
風景
このホテルの一番の醍醐味は何といっても景色です。日の出、日中、夕焼け、夜景、どれをとっても記憶に残ること間違いなしです。人間のちっぽけさを感じるには、最高です。
日頃の悩みも、この砂漠の中に置いてきてしまえ!なんて出来たら最高じゃないですか?
まとめ
今回、砂漠を全身全感覚で味わうことができる「アナンタラ カスル・アル・サラブ・デザート・リゾート」を紹介させていただきました。アブダビには都会を感じる市内の街と、砂漠を感じるリゾートがあるので是非両方体験して、いろんな感情を楽しみたいものです。
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